Yu’s diary ぜーんぶ文字のブログ

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【プロリーマン必見】社内幹部プレゼン完全マニュアル概要編

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ゆーです。こんばんは

 

私のような40代前半サラリーマンは日々「幹部を説得する」という難題に苦悩しているのではないでしょうか?

 

お客様より社内の方が面倒臭かったりして、組織が肥大化している企業は顕著だと思います。

 

私、仕事柄、幹部と接する機会が多く、何となくではありますが勘所が分かってきました。

 

基本、相手によって話すことは異なりますが、私が感じたことをお話ししたいと思います

 

その日の気分

幹部も人です。経営を揺るがすような情報に日々、一喜一憂しており、毎日役員室で心静かに過ごしているわけではありません。当然プレッシャーも大きいでしょうし、気持ちの波も激しいでしょう。

 

ではどうすれば良いのか?2つです

  • 幹部が許容可能な報告や提案の質・量を見極める
  • コンディションが悪い時にはその場で勝負せず別の場へ

        明らかに疲れ切っていたりするときは論外ですが、喜怒の怒の傾向が見える時は(怒の感情を抑えようとしている時を見極められるかが大きなポイント)、詰問されたり、話しがうまくいかない可能性が高いです

       私は敢えてアイスブレークをしてみてほぐれるのかほぐれないか、確認するようにしています。例えば「お疲れのところすみません」「今日怒っています?(親しさの度合いに応じて使い方は要注意)」

      ここでのコンディションの見極めはセンスの世界

 

       これで気持ちがほぐれたように見えない場合には帰るわけには行きませんので敢えて結論を出さない方向に誘導し、わざと突っ込まれるような宿題を出させ、次回に持ち込みます。

      コンディションが悪くないと判断した際には、手短にポイントを言って結論を得るようにします。私の判断も信用しないようにしています。

 

資料はあくまで補助

     幹部は綺麗なパワポで作った資料はもう見慣れています。説明はしません。資料も配らない。何故なら資料に目が移り、打ち合わせの濃度が下がると考えるからです。

    お客様先でもそうです。資料を読むことはしません。最近は共創がトレンドになっていますので資料すら持ち込まない場合もあります。

    細かい話は資料を見てくれれば分かる、要は幹部に何を助けて欲しいのか、判断して欲しいのか、そういうスタンスです。

 

ちょっと引く

    これは経験則ですが、押し押しで話をすると引かれます。わざわざ押しで話さなくても熱意はキチンと伝わります。押し押しだと幹部とテンションがあわず、なんとなくしっくりしない感じになる。普通のテンションです。僕はいいと思うけど何か??というテンションです。

   

 間

   絶妙な間です。矢継ぎ早に話されても頭に入ってきません

   一つ一つの言葉を適当な速度で話しながら、反応を見る、

   飽きていないか、補足の説明が必要か、腹落ちしていて落とし所なのか。

   落語の芸にも似ているかもしれません

 

逆らわない

   最近の幹部の傾向ですが、

   ❶昔ながらの論理で評論するタイプ(詰問あり)

   ❷一緒に考えようタイプ

   に二分してきているような気がします。

   個人的な見解ですが、❶は悪気があってやっているわけではありません。自分がそうされて育ってきたからです。ただ、見誤っているのは「自社だけで答えを出せない時代に突入している」ということです。正解は誰もわかりません。それを論理で導き出せるわけがありません。何か始めるしかないのです。私は❶タイプはサラリーマンに徹し、きちんとした論理で答えられるよう理論武装して打ち合わせに臨むようにしています。サラリーマンにとって嫌われるのは、損だからに他なりません。ただ、打ち合わせの価値はゼロです。正直非常に面倒

   ❷は厳しさはもちろんありますが、社内であーだのこうだの議論することの限界を知っています。アジャイルで物事を進めなければならないのです。こういう幹部について行くようにしています

 

基本プロフィールの理解

  ベースにあるのは、性格、NGワード、刺さる言い方、等のデータの蓄積です。

何に興味があるのか、何が好きで嫌いなのか、基本的な価値観の理解です。時折、この価値観の理解をちりばめたプレゼンを行います。

 

その他

  時間は30分単位で確保をお願いしています。それ以上の時間は経営判断には不要ではないでしょうか?ディテールの数字が必要であればそれこそ資料に記載すれば良いのです。ただ私自身はお金にならない資料は極力つくらないようにしています。お客様への資料には時間をかけても良いと思いますが、社内でいくら偉い人に綺麗な資料を作っても1円にもなりません。通じれば良いかなと

 

 ただし、幹部も人。良いタイミングに良い言葉を浴びせる必要があります。
❶のような幹部は論外。淘汰されていくと思いますので、静かに待ちましょう

 

 逃げ切り世代の幹部層に対し、我々がなぜここまで気を配らなければならないのか?

それは、我々の出世は幹部の気持ち一つに掛かっているからです。幹部の気持ち一つで我々の生殺与奪は決まってしまいます。この精神労働は本来顧客に向けるべきですが、日本の悪弊だと割り切り、納得するしかありません。

 

 でないと、ベースの給与所得は増えません。我慢料としてはいささか高い気はしますが、40代前半の出世を目指すサラリーマンは払わざるを得ません。

 

 私、この分野、はっきり言って得意領域です。

 「上に話が通らなくて困っている」

 「上と話しても宿題ばかりになってしまう」

 「幹部に判断して貰えない・・」

 で仕事が進まなくて困っている方、個別の相談も承っていますので質問ください

 

では